譲り受けられたプラチナのエメラルドリングを14金のアンティーク風リングにリフォーム

今回お持ちいただいた指輪はプラチナ台のエメラルドリングでした。

こちら

中心のエメラルド、脇石のメレーダイヤモンドを使い、地金は14金に変えて、

お作り直しさせて頂きました。

 

四角の石の石枠作りだったり、こちらのように埋める場合も四角を正確に合わせるのは、何度作っても時間がかかる難しい作業です。

アンティーク風のデザインに出来上がった新たな指輪がこちら。

エメラルドは地金の中に埋め込みサイドからミル打ちをして石留め。

メレーダイヤは3点で石留め

全体的に少し荒めのマット仕上げで落ち着いた印象に。

とてもお洒落なお客さまにお似合いのリングでした。

S 様 この度もありがとうございましたm(_ _)m

 

 

プラチナのルビーのネックレスを一点物の指輪へリフォーム

本日は秋晴れの良いお天気ですが、朝、晩は気温がずいぶん下がって寒いくらいの時もあるここ札幌。

 

少し前にお渡しさせていただいたルビーの指輪は

元の物がメレーダイヤが3p入った小ぶりのペンダントでした。

 

こちらを少し幅のあるもので、日常使いもできて、少し華やかさも、、というご依頼で

デザイン、お見積りを4点描かせて頂きました。

4番目のキルティングの感じのデザインを選んで頂きました。

プラチナの地金の不足分とメレーダイヤモンドを3p追加させて頂き製作にあたっておりました。

完成写真です。

ルビーは覆輪留め、ダイヤモンドも埋め込みで、フラットで普段使いもできるデザインですね。

 

 こちらのペンダントトップが下の指輪に、

新たに購入することなく一点物のジュエリーを手に入れられるのは、

材料だけを利用し初めから製作するハンドメイドのリフォームです。

メレーダイヤモンドを追加した事で、華やかさもありいろんな場面で使って頂ける指輪になりました。

S 様 この度もありがとうございましたm(_ _)m

 

こちらのお客様も関東在住のお客様で、遠方の方は

主にメールでお打ち合わせをさせて頂き、対応させていただいております。

 

お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

ダイヤモンドの指輪をネックレスに、シンプルでもオーダーメイドらしい彫金を施したデザインにリフォーム。

ゴールデンウィークも後半の今日は子供の日ですね、

こちら札幌も暖かく気持ちの良い日で

ピクニック日和でしょうか。

 

先日いくつかのジュエリーをリフォームさせていただきました。

お持ち頂いたものがこちら、

譲り受けられたジュエリーとのことで、

K18のネックレス、ブレスレット、珊瑚、真珠、ダイヤモンド、

それぞれ、ご希望の感じを伺いデザインとお見積もりを起こさせていただきました。

デザイン画がこちら、

サンゴとダイヤモンドはネックレスに、真珠はブローチに。

今回ご紹介させていただくのはダイヤモンド0.4ctのネックレス、

元はホワイトゴールドのリングでしたが、今回は18金で

デザイン画の左から2番目のデザインに決めていただきました。

 

石枠は伏せ込み枠で、2本の細い角棒で挟み込んだデザイン。角棒の1本に彫金を、

石枠を作り、2本の角棒を用意し、ロウ付けするのですが、

ロウ付けした後に彫金するのは石枠が邪魔して端が彫れないので、

先に彫金をしました。

こちらをロウ付けして、チェーンをつなげる丸カンをロウ付けし

石留め、完成と。

完成写真です。

三角に彫るのは当店オリジナルで商品に多く取り入れているデザインです。

この彫りを2本共に入れると少しうるさい感じ、2本とも入れないのはオリジナリティがない?

1本でほんの少し個性が出たデザインかと思います。

たくさん使って頂けるデザインのネックレスになったのかな、と思います。

次回は珊瑚、真珠のリフォームをご紹介させていただきます。

 

 

H 様 この度はありがとうございましたm(_ _)m

 

K18 5連リング(トリニティ)の製作

お持ちの22金のブレスレットを材料に5連リングの製作のご依頼でした。

22金でしたので、18金に落として、製作させて頂きました。

こちらお持ちいただいたブレスレット。

22金のブレスレットを18金に

銀と銅を足して18金に!

5本が同じ幅、厚み、サイズになるように薄めの甲丸リングを製作します。

サイズ合わせをして頂いてからロウ付けをします。

通常の1本でのサイズよりも5サイズくらい大きく作らないといけませんでした!

甲丸リングの製作自体は基本中の基本の作業ですので、すんなり行くのですが、

 

このサイズを合わせることが一番大変でした。

一度全部外して、それぞれをサイズ調整して、

繋いでサイズを測り、

あと少し、、など何度か繰り返し、

ほぼ綺麗な状態で仕上げをしてロウ付け、

ロウ付け部分を綺麗にして、

最終磨きで、完成です!

 

こちら完成しお渡ししました。

完成写真を撮り忘れる、という。。。

 

気に入って頂けて、良かったです^^

 

S  様  この度もありがとうございましたm(_ _)m

 

オーダーメイドのエメラルドのK18ピアスを製作中です。

以前にエメラルドのルースについてこちらに投稿していましたが、

お客様に選んでいただきましたエメラルドでk18のピアスの製作を開始しました。

 

製作写真になります。

24金に銀と銅を加えて18金の地金を作り、ローラーで延ばして、

今回の石枠は覆輪留め(伏せ込み)なので板の厚さが爪留の時よりも厚めに、丸めていきます。

k18覆輪留めの石枠作り
エメラルドとメレーダイヤの石枠作り

 

線引き板という線、パイプを作るための道具で、大きい穴から、小さい穴へ通して、パイプを細くしていき、

エメラルド、ダイヤそれぞれ必要な直径まで引きます。

一度火をかけてもう一度同じ所で引いてから、合わせ目をロウ付け

ロウ付けした所です。ヤスリかけをして綺麗にしていき、

ドリル、リューターの先端工具などで、石座が安定するようにします。

ダイヤの方も同じく作り、

今回のデザイン画、出来るだけ近づけるようにこれから調整して、

それぞれのパーツをロウ付け組み立ていきます。

左右対称になるように、ここは時間をかけて作業したいと思います!

 

完成しお渡し後にこちらでご紹介させて頂きます。

トルマリンキャッツアイにメレーのブラックダイヤモンドを添わせたネックレスの製作写真です。

先日こちらのブログでご紹介させて頂いたトルマリンキャッツアイ のルースがこちら

大きさは1.98ct  サイズは8.3✖️5.2ミリ

K18製、メレーブラックダイヤモンドを4p天地左右に添わせたデザインのオリジナルデザイン、ネックレスを製作しました。

写真で見えているように、小さな傷、インクルージョンがありますが、伏せ込み枠でだいたい隠れています、

キャッツアイがはっきり現れていてとても綺麗な石かと思います。

 

製作写真を少し。

トルマリンとブラックメレーダイヤの石枠
トルマリンとメレーダイヤ石枠

トルマリンは片側が少し窄んでいる変形のオーバルです。石の底も平らではなかったので、

綺麗なオーバルとは違い時間をかけての石枠作りでした。

 

石枠同士をロウ付け
トルマリン石枠にダイヤの石枠をロウ付け

天地左右にロウ付けしましたが、やはりここでも変形石ならではの難しさがありました。

完全な中心というよりも、見た目の判断の方がバランスが良いのかと思います。

石留めの作業
伏せ込み、3本爪の石留め

キャツアイの石の場合タテに配置したデザインが多いかと思いますが、

こちらのデザインは横向きのデザインです。

メレダイヤの爪の所に丸カンをロウ付けしてチェーンを通し、チェーンは外せない仕様にしました。

 

次回完成写真をアップいたしますが、今回のトルマリンの深い青緑の色にブラックダイヤモンドがとても合っていると思います。色の相性は良くても、色の範囲も大事で、今回も小さなブラックなので、バランスが良く、

引き寄せ合っている石、という感じがします。

 

次回の完成写真をお楽しみに。

スターサファイアの18金ネックレスの製作写真

先日ご紹介させて頂いたオーダーメイドでお受けしておりますスターサファイアのネックレスデザイン、

こちらの製作に取り掛かっていました。今回は工程ごとに取り忘れる事なく写真撮りました!

 

まずは地金を溶かして角棒にしたところです。純金75%に対して銀と銅が25%銀と銅の割合を5:5のイエローです。

サファイアの石枠は伏せ込み枠です、外側の枠と支える内側の板が必要です。まず外側の枠、石の外径にピッタリ合わせて板を丸めて隙間なく、ロウ付けして形を整え・・

内側の枠は支えの板になるので外側の枠より少し厚めの板にします。こちらも外側の枠の中にピッタリ嵌まるように、

合わせてロウ付けして石を乗せた状態、と外側に一巻きする板になります。

一巻きする板に彫金を施しました。ロウ付けしてからでは石枠にタガネが当たってしまうので、この段階で彫金しておきます。

そして石枠にロウ付けしました。

チェーンは直付けになりますので丸カン、チェーンを繋げてロウつげ、これで全部のロウ付けが終わりました。

サファイアの厚みがあるのでチェーンに下げた時に石が前かがみにならないように、丸カンの位置を決めます、

個人的にはあまり丸カンが目立つのが好きではないので出来るだけ小さめで少し隠れるようにしています。丸カンを縦につけると目立たないのですが、今回は縦に付けると重心が後ろになってしまい、ペンダントが前に傾いてしまいますので横向きです。

綺麗に仕上げて石留めです。

石留めした後の傷取りなど仕上げをして完成です。

 

お渡し後、完成写真をアップさせて頂きます!

スターサファイアのネックレスのデザイン画

今回はご自分の節目のお誕生日青色の石を使ってペンダントを!というご依頼でした。

石は3月の誕生石のアクアマリンか、サファイア?と悩まれていました、

数点ご提案させていただいた中で綺麗なスターが表れるスターサファイアをご購入頂き、

シンプルなデザインのペンダントを製作させて頂く事になりました。

こちらがご購入いただいたスターサファイア

こちらの写真は上手く光を当ててスターがくっきり見えていますが、自然光でもスターは現れるとても綺麗な石です。

色味は鮮やかな青ではないですが、薄過ぎず優しい雰囲気でお客様にとても合っている感じです。

デザインはシンプルに3点描かせて頂きました。

メレーダイヤが入らないサファイアの周りのk18の淵に彫金を施したデザインを選んでいただきました。

お洋服の選ばず、そして長く使って頂けるデザインかと思います!

ダイヤモンドは入っていませんが、こちらの彫金は当工房オリジナルの彫金で

指輪だったり、ピアスなど製作しています。

 

こちらの写真はご結婚指輪になりますが、単品でもご購入いただけるようにする為に準備しております。

片切りタガネで三角の山を落とし、毛彫りタガネでその間を彫り、の連続の単純な彫りですが、

この単純な連続の彫りが意外にキラキラと存在感のあるデザイン、色々と応用が効くパーツの一つにもなります。

次回は完成品をご紹介できるかと思います。

☆JEWELRY Pure☆

札幌市中央区大通西16丁目3-6 アーバンコート札幌406号

TEL  011-615-8837 (ご予約制12時〜19時)

*オンラインショップBASE*

https://purenet.thebase.in

Mail  pure@extra.ocn.ne.jp

HP  https://j-pure.info/

定休 月曜/木曜

 

☆ここ最近のウクライナの状況を見聞きするたびに悲しい気持ちになります。穏やかで平和な日が1日でも早く訪れることを願ってやみません。#StopWar #Peace

オーダーメイドの為のデザイン画、今回はフェザー(羽)の指輪をデザイン。。

フェザーリングデザインオーダーメイドをご希望でご来店いただきましたお客様、

以前にはリング、ペンダントなどを製作させていただいてますお客様。

今回は以前に製作させていただいた18金スターサファイアの指輪をシンプルなペンダントに、リメイク。

もう一点はオーダーメイドのK18フェザーのリングのご依頼で、

色々ご希望をお伺いしまして、デザイン画を描いておりました。

 

18金のスターサファイアはしっかりスターが出ている綺麗な石です。シンプルなペンダントは淡いブルーの色味で、使いやすく目を引く一点になりそうです。。

フェザーのリングはデザイン画を描かせていただきました。

フェザーのリングはネット上の画像でたくさんアップされていますが、メンズっぽいものが多かったり、幅が広かったり、

今回は女性ぽく、柔らかさのあるデザインを描かせていただきました。

中に入る石はメレーダイヤモンド、またはグリーンガーネットに。。

 

ご検討いただいております。

どのデザインを選んで頂けるのか、楽しみでもあります。。

 

 

 

 

ガーネットのベビーリングと月桂樹の彫金ピアスの制作写真

ジュエリーピュア譲り受けられたプラチナの指輪を材料に、

ガーネットを入れたベビーリングと、月桂樹の彫金を施したフープピアスを制作させて頂きました。

それぞれの制作写真をアップさせて頂きます。

譲り受けられた指輪がこちらです。

ガーネットのベビーリングの制作、石枠作りから

石の直径は4㍉です、ダイヤモンドだと0.25カラットUPほどです。

一般的な立爪リングの作り方と同じように扇型に地金取りをしてそれを巻いて・・

リング部分と合うようにすり合わせし、ろう付け。

6本の爪を成型していき、広げて石を落とし・・・

更に爪を細く成型して石のガードル部分(石の直径部分)に当たる6本の爪の内側に三角の溝をいれて・・・石留め、最終磨きをして完成です。

 

こちらはフープピアス制作写真です。

円の直径が8㍉ほどの小ぶりのピアスです。幅は4.5㍉ほどです。

成型後、月桂樹の彫金を入れるにあたり砂荒らしという細かな石の粒(金剛砂)を吹き付けてマットに仕上げておきます。

当工房は小さな工房ですので昔ながらの方法でバケツに金剛砂と水を入れて、ジョウロに金剛砂と水を両方すくい取り高い位置から荒らしたい部分めがけて落としていく作業です!

 

毛彫タガネで均等な細い線を入れていく作業から。

片切りタガネで幅を少しずつ出して曲線を彫ります。

ピアスですので、2個同じ彫りになるよう進めていき、

最終磨きを終えて完成、お渡しいたしました。

 

次回完成写真アップいたします。