18金マルチカラーの天然石のクロスペンダント、制作中。

久しぶりの投稿になってしまいました。

いくつかのオーダーメイド、リフォームの制作、デザイン画などのご依頼で毎日を過ごし、インスタ、ブログ更新が後回しになってしまい。。。

 

今日はフルオーダーメイドでご依頼のペンダントを制作写真を何枚かアップいたします。

6個の天然石、アメシスト、ペリドット、シトリン、ピンクサファイア、ブルートパーズ2色 をクロスに配置したデザイン。

18金の板でクロスを作る作業を

直線、直角、左右対称、シンプルなものほど正確さを求められます。

中心がずれないように石が入る穴を開けて。。

当初は丸線で裏側の支えを作ろうかと考えていましたが、石の直径が約5ミリで厚さもあり、強度的にもデザイン的にも板の方が良いかと、変更しました。

あと少しのロウ付け作業を終えてからの石留めです。

 

気に入っていただけるよう、最後まで気を抜かず!

 

完成、お渡し後、完成写真をご紹介いたします。

プラチナの真珠の指輪をペンダントへ、制作写真。

譲り受けられたプラチナの真珠の指輪、

8.5㍉珠のとても綺麗な真珠です。おそらくアコヤ真珠ですね。

こちらをペンダントにリフォームご希望でご来店下さいました。

 

捻り梅、梅花に切り込みw入れて花びらを立体的に見せた形、

和菓子や、和食で人参などで見かける細工かと思いますが、

このデザインは日本のアンティークのジュエリーにも取り入れられていて、

真珠や、ダイヤモンドなどの石をこの形で囲むようなデザインです。

この捻り梅の感じでネックレスに!というご希望で制作に入っておりました。

 

お預かりのプラチナ地金を溶かし鍛造(叩いて、延ばして)で制作しました。

 

溶かした地金を必要な厚さまでローラーで延ばし、丸い形に切り出す作業から。

真珠が収まるように丸く丸く打ち出す作業を繰り返し・・

ここまで丸く打ち出しました。

切り込みを入れる位置を検討・・

切込みを入れた状態がこちら。

更に丸まった感じになるように切り込みを入れた花弁の方を倒し

花びらっぽくすじを入れて中心に穴を開けました、これはプラチナ芯を立てる為です。

この後、バチカンを付けて、真珠を入れて更に地金を倒し・・

 

完成しました。

お渡し後、完成写真をアップさせていただきます!

 

 

白蝶貝、サファイアを使ったオーダーメイドネックレスの制作写真

お客様ご希望のデザインで18金ピンクゴールドとプラチナ、

三日月の形の白蝶貝の上にサファイアをのせたオーダーメイドならではの物を制作させていただいておりました。

作業工程が多く少し時間を要した物でしたので、

数枚ですが、その制作写真。

 

こちらK18ピンクゴールドの地金をなましながら(火を入れて柔らかく)丸め3個の円が滑らかに繋がった感じになるように成形。ピンクゴールドはとても硬い地金なので、予定より時間を要しました。

白蝶貝は2ミリ厚ほどの長方形の形でしたが、ノコで三日月型に切り出し留める部分を斜めに落とし、プラチナで枠を・・・

最初の18金のパーツと白蝶貝の枠を合わせてロウ付けし、プラチナのバチカンを取り付けたたところです。

サファイアの石枠作りですが、2ミリ角の四角の石です、それぞれの石に合わせプラチナ板をノコで切り出して制作しました。

こんな感じに、下側の四角い穴を小さくして石の支えに

次に四角石枠の爪となる線を用意し、直径0.8ミリほどの丸線、この線の中心に90度の溝をつけます、糸ノコと三角のやすりを使い。

この線を石枠の4個の角にロウ付けしたものがこちらですが、この石枠作りにかなりお時間かかりました!写真は4個6個作りました。

4個は貝の上にのる物なので、先にサファイアを石留めしてしたものの写真です。

貝に石枠の爪の細さの穴を開けて、裏で爪を倒して留めました。

バチカンの部分のメレダイヤ、その下のサファイアの石留めをして

石留めをし、キズ取り、仕上げをしてから、サファイアをのせた白蝶貝を裏から入れて、プラチナ部分を倒して白蝶を留め、最終仕上げの完成。となりました。

 

近日中にお渡し予定ですので、お渡し後、完成写真をアップさせていただきたいと思います。

 

 

立爪ダイヤリングをメレーダイヤ取り巻きのペンダントトップにリフォーム

プラチナの立爪ダイヤモンドリングをネックレスへお作り直しさせて頂きました。

メレーダイヤを入れて少し華やかなデザインをご希望で

数点、デザインを起こさせて頂きました。

お持ち頂いた指輪がこちら

今回はいつもより多く制作写真を撮りました。

プラチナの指輪の爪を起こしてダイヤモンドを外す作業から始めます。固いダイヤモンドですが、ここはとても慎重に行います。

石を外したプラチナリングを酸素バーナーを使い溶解し、角棒に延ばし必要な地金とりをします。

必要な幅、厚さを考えながら、成型していく作業を・・

成型、ろう付け(溶接)・・石留の作業です。

 

中心のダイヤモンドは0.19ct、メレーダイヤは0.06ct シンプルですが、さり気なくは華やかペンダントになっています。

完成写真は次回ご紹介いたします。

 

 

 

 

オパールの指輪を制作中、個性的な一点ものに。。

ここのところ、難しい作りのオーダーが続いていまして、完成のご紹介がなかなかできないので、

今、制作中の指輪の制作写真をアップいたします。

古いデザインのオパールリングをお持ちで新たに全く違うデザインにリメイクご希望でご来店いただき、数点デザインを起こさせていただき、制作中です!

お持ちいただいたジュエリーがこちらです。

石枠作りから始めますが、今回のデザインは石枠の形が下側がすぼんだ形なので、巻く板を扇型にしてから巻きました。

18金の地金はかなり硬いので、この形にするのは安易ではないです。。

透かしの石枠のデザインですが、

ここの写真は撮り忘れです。

 

リング部分は3連の感じに。

この時点ではまだ石枠と腕(リング)は溶接せず、サイズ合わせをして頂きました。

 

今回、オパールの石の上に18金のクロスを這わせるデザインで中心にはダイヤを!

 

まだいろいろと調整が必要です、クロス部分もう少し華奢にした方が良いですね、

大分見えてきました、あと少しです。

オーダーメイドならではの個性的な指輪になりそうです。

完成、お渡し後に完成写真をアップさせていただきます。

 

 

ダイヤモンドリング制作写真

製作途中の物が数点、完成品も2点ほどありますが、お渡し前ということで、

なかなかブログ更新できないでおります。

 

今制作途中のダイヤモンドリングの制作写真を数点アップさせていただきます。

お客様のお持ちのプラチナダイヤモンドリングの材料をそのまま使わせていただくこともあり、地金を溶かして鍛造で制作しています。

溶かした後はハンマーで叩き伸ばし、また火にかけ地金を柔らかくしてまた叩く・・

ワックスで成型する方が比較的容易ではありますが・・

時間をかけて叩いて延ばしを繰り返すことで、地金が引き締まって最後の仕上げが綺麗にいくかと思います。また、出来上がった達成感も(^_^)

これまでたくさんのダイヤモンドリングを制作させて頂いておりますが、

今回のデザインはあまり作ってきていないデザインです。

出来上がりが私自身も楽しみです。

7月中にはお渡し後、完成写真ご紹介させていただけるかと思います。

 

また、お知らせですが、今週いっぱいお休みを頂きます。27日(火)より通常営業いたします。よろしくお願いいたします。

大きなシトリンの指輪を制作中

とても大きなシトリン(黄色水晶ですね)のルースをお持ちのお客様のご依頼で
指輪を制作しています。石の大きさは20㍉✕17㍉くらい。
当初は18金で考えられていたのですが、
大きさもあり、遊び感覚で着けられる感じだとシルバーでもお洒落かもですね!などなど
お話させていただき、シルバーで制作させていただくことに。。

こんな感じのデザインになります。

基本的には石枠作りからはじめます。

そして細かなパーツを作り、ろう付けして組み立てていきます

ろう付けは終了です。

サイズ合わせをしていただいてから、石留め、仕上げて完成となります。

可愛いく、お洒落なリングになりそうです!