真珠のイヤーカフはK18の地金に銀と銅を足してK10にして制作した2点

3月9日、早いもので本州では桜の開花も始まっている様で、

静岡の早咲きの河津桜など、ニュース、SNSなどで映像が流れていましたが、

綺麗ですね、たくさんの桜の名所を訪れてみたいものです。

 

今回ご紹介させていただくのは、2ヶ月くらい前にご依頼いただいていた物ですが、

納期が3月頃でも、ということでしたので、

ゆっくり制作していましたイヤーカフです。

 

元のジュエリーはK18 のものでした

右の真珠のイヤリングをイヤーカフに、ということでした、

イヤーカフはどうしてもピアスよりも落としやすいのかと思いましたので、

K18ではなくK10に金性を落としての制作をお薦めしました。

 

K18は25%の銀と銅が入っています、

K10は純金が42% 銀と銅が58%が銀と銅なので、

お持ちのK18に銀と銅を足してK10の地金を作るところからの作業となりました。

 

制作写真が少なく。。

 

かなりラフなデザイン画と完成した2点

 

シンプルで使いやすいデザインですね。

上側はデザイン変更しました。

少し違う雰囲気のデザインにされたいとのことで、

蓮の葉のデザインに変更しました。

K10はK18に比べかなり硬いので、しっかり装着すれば落ちにくいのかな?と思います。

k18よりも金の色味が薄いですが、比べて置かないと分からないかもしれないですね。

 

とても綺麗な真珠ですし、落ちないように使って頂けたらと思います!

 

Y様 この度もありがとうございましたm(_ _)m

 

 

K18のイヤリングをピアスに、プラチナのイヤリングをチャームに。

2月も今週で終わり、日が延びて明るい日差しになり春が待ち遠しいですですね。

 

開業当初の頃から度々色々ご依頼頂いていますお客さま。

 

お母様から譲られたいくつかのジュエリーをお持ちいただきました。

 

お母様はイヤリングをお使いだったようで、

金具を外してピアスにリメイク、

きちんとした写真を撮り忘れてしまい。。

金具を外し、ピアスのポストをロウ付けしました。

こちらもプラチナのイヤリングでした

イヤリング金具を外し、綺麗に整えて、

こちらはチャームにというご希望でした。

小ぶりのスタッドピアスのポストの入れてぶら下げてお使いになりたいとのことでした。

小さい丸カンを2個 取り付けてチャームに

 

譲られたジュエリーの地金、宝石を材料に新たなデザインでお作りするリフォームをお受けすることの方が多く、

古いデザインの指輪などは石枠に高さがあったり、細かな細工がされていて、簡単にリメイクする事は難しいので、

新たなデザインで最初からお作りする方が良いですが、

 

この様に少し変えて、今使えるようにすることができれば比較的低価格でリメイクできますので、

良いですね!

 

お持ちの眠っているジュエリーをどうしたら?

とお悩みの方は、お気軽にご相談くださいませ!

 

Pure jewelry +atelier 

札幌市中央区大通西16丁目3-6 アルファスクエア大通西16  406号(旧アーバンコート札幌)

TEL  011-615-8837 (ご予約制)

Mail  pure@extra.ocn.ne.jp

HP  https://j-pure.info/

定休 月曜/木曜

 

プラチナのダイヤモンドリングはペットのご遺骨を納めた大切な指輪に。。

今年の札幌は雪がとても少なく生活する面では除雪もなく、交通機関も乱れる事なく

とても楽な日が続いていましたが、

2月4日から雪まつり2025 Sapporo Snow Festival が開催されるのを待っていたかのように、雪が降りはじめました。

観光に来られた方には綺麗な冬景色と美味しいものを堪能して北海道、札幌の良い思い出にして頂きたいですね。

 

さて今回ご紹介させて頂く指輪はプラチナのダイヤモンドリングですが、

ご依頼は制作した指輪の内側にペットのご遺骨を納めたい、との事でした。

 

これまでも数件ですが、作らせて頂いておりましたが、比較的大ぶりの物に納めたデザインでしたが

今回のご希望が他の指輪との重ね付けもできる細身の指輪がご希望とのことでした、

 

数点デザインをご提案させて頂きました、

2匹の双子のチンチラちゃんとのことで、

デザインはお口の V のラインで、グレーの毛色にあわせてプラチナで、ということで決めて頂きました。

可愛いですね。。

 

お持ちいただいたジュエリーがこちらですが、

プラチナ900のダイヤモンドリングと、k10のリングに入っていた小さめのメレーダイヤを4pを

素材として使用させていただきました。

 

完成写真です。

こちらお口のライン

こちら、指輪の内側 6ミリほどの長さに窪みをつけて、ご遺骨入れさせて頂き

蓋をしてロウ付けしました。

 

オンラインショップなどでもご遺骨を納めることのできるジュエリーのお店がたくさんあるようですが、

ご遺骨を送らなくてはいけなかったりで、少し不安な気持ちになられる方がいるのかと思います。

 

K  様 2匹のチンチラちゃんがいつも寄り添ってくれていますね。。

この度は誠にありがとうございましたm(_ _)m

 

 

K18ダイヤモンドリングのリフォーム

今年もあと僅かとなりました。

今年もたくさんのご来店、ご依頼いただき、

またサイトご訪問いただきまして、誠にありがとうございました。

 

今年最後のご紹介はk18リングのリフォームリングです。

 

0.2カラットのダイヤモンドを中心にメレーダイヤを少し入れたデザインの指輪にリフォームさせて頂きました。

以前の指輪がこちら

 

出来上がりましたリングがこちら、

少し幅広の平打ちリングに下側少しだけはみ出したダイヤモンドの石枠

縦に彫金を入れて

メレーダイヤモンドを4×4 彫り留め

上側には小さな丸珠を作ってキラキラ見えるように。

 

少し個性的でどこにもないデザインでしょうか!

少し和風な感じもするデザインですね。

クリスマスまでに間に合い良かったです!

Y 様いつもありがとうございますm(_ _)m

 

年内の営業は本日までとなります。

新年の予定ですが、大変申し分ないのですが、

少しはっきりしていないので、

分かり次第お知らせいたします。

 

本年も本当にありがとうございました。

新年が皆様にとって幸多き年となるようお祈り申し上げます。  Pure 池田

 

 

お預かりのジュエリー、新たなデザインの指輪にリフォームをご希望でご来店いただきました

11月ももう直ぐ終わりいよいよ師走ですね。

 

今回お持ちいただいたジュエリーがこちら、

18金の指輪と真珠のイヤリング。

右側のダイヤモンド、直径が3.6ミリほどあるので、0.15ctくらいですね。

こちらを中心にして、左の指輪の地金、メレーダイヤも使用してシンプルな引っかかりのない

細身の指輪のリフォームされたい、とのことでした。

 

これからデザインを起こさせていただきます。

 

真珠のイヤリングですが、デザインも変えてイヤーカフにされたいとのことでした。

外れにくいよう、地金がかたい方が良いので、金性をを落とし10金にする予定です。

 

イヤーカフは今とても流行していて、たくさんのデザインが出回っていますね。

 

デザインをご提案後、デザイン画をアップいたします。

 

 

★お知らせですが★

12月1日より一部商品のお値下げをいたします。

近日中に再度お知らせいたします。

ホームページ内のオンラインショップ、ご来店いただいてご試着いただいてから、

また外部サイトCreema での販売商品になります。20%程度のお値下げとなる予定です。

 

K18 グリーンガーネットとサファイアのリング     Pt ルビーとサファイアのリング

 

 

K18 PG 5個の小さなダイヤモンドの存在感があるV字細身のリングが完成

少し前に製作写真をアップしていました18金のダイヤモンドリングが完成し、お渡しさせていただきまさいた。

 

前回の続きの製作写真です。

石枠を作りリングに石枠を乗せる窪みを作り、ロウ付けします。

ロウ付けし、整え、石留めし、仕上げて完成です。

完成した指輪がこちらです。

伏せ込み枠はミル打ちしています。

 

細身のリングよりも石枠が大きく、高さをつけているのでダイヤモンドの存在感があります。

  

良くあるダイヤモンドを埋め込んで留めたデザインよりも、

細身ですがハンドメイドジュエリーらしく高級感がありますね。

誰かと被ることもないのがオーダーメイドの魅力です。

可愛らしいお客さまにぴったりのキュートな指輪になりました。

 

K 様 この度はありがとうございましたm(_ _)m

K18 PGリングの製作写真 リングの形、石枠作り

札幌市内もすっかり秋の景色で紅葉が綺麗です。

前回の続きになりますが、

K18の地金を溶かして角棒にしてリングの形にまでなりました。

 

今回はV字のラインの指輪なので、中心と曲げる位置が対象になるように印をつけて

ここから丸めていくのですが、硬くけっこう大変な作業でした

地金をなましながら(熱して柔く)を何度も繰り返し丸めていきます。

 

ロウ付け

ヤスリで形を整えたところ。

石枠作りはパイプ線を作るとことから

必要な太さになるまで通していきます。

パイプの開いている所をロウ付けして

石の直径にサイズのドリルで削り、

一つ石枠できた所です。

同じように石枠をあと4個作り、指輪に組み合わせていく作業になります。

 

次回も製作写真になるかと。。

 

ピンクトルマリンのK18の指輪をリフォームするため石を外す作業

先日ご紹介したピンクトルマリンの18金ピンクゴールドの指輪

ピンクトルマリンの指輪のリフォーム

シンプルなダイヤモンドリングにリフォームするので、まずは石を外すところからの作業です。

伏せ込み枠のように留まっているので、糸鋸で対角線上に2ヶ所切り込みを入れてからやっとこ(ペンチのような道具)

で地金を動かして石を外していきます。

まずは中石を外したところで、

この状態になって取り巻きのメレーの石も外せます。

直線的な指輪とかならば比較的簡単に外れるのですが、

こちらの指輪の場合はなかなか時間のかかる作業でした。

地金を溶かして、製作に入っていきます。

 

次回は指輪の形になってきているかな?と思います。

10月の誕生石の一つオパールは種類が豊富、一つ一つの石に個性があり同じ物がないのが魅力

10月に入り最高気温も20℃にも上がらない日も増えてきましたが、

太陽が出ている日中は心地よさもあり散歩日和の札幌です。

札幌近郊の紅葉はもう少し先の様ですが、道東、層雲峡などは今が見ごろなのでしょうか?

 

10月の誕生石の一つオパールは多くはオーストラリア産のブラックオパール、ホワイトオパール、ボルダーオパールなど、

メキシコ産のファイアオパールは遊色効果が高く高品質のものが多い様です。

その他にもカンテラオパール、コモンオパールなどあるようです。

 

こちら私物のホワイトオパールのK18の指輪

白地に明るいグリーン、薄ブルー、オレンジなどの虹色の色彩が浮かび上がっています。

リフォームではこちらのようなオパールで比較的大きめの石で高さのある指輪になっているものを

ネックレスや、高さを抑えた指輪にリフォームされる方が多くいらっしゃいます。

 

こちらはメキシカンファイアオパール、オレンジの地色から紫、赤、グリーンなど浮かび上がっています。

 

以前リフォームでお作りしたオパールジュエリー

 

サファイアとダイヤモンドを合わせたデザインにリメイクさせて頂いたネックレス

 

こちらはウォーターオパールのK18ネックレス

 

ボルダーオパール(母岩とオパール層を共にカット)のルースはオンラインショップでも販売しております。

全く同じものはないので左右少し違うのも個性的で素敵なピアスなどになりそうです。

 

エメラルドグリーンの海のようなオパール層

母岩多めですが、濃いブルーとグリーンが滲み出ている感じが素敵な石です。

 

以前、製作しご購入いただいたボルダーオパールのネックレスはこちら

 

個性的で他にないジュエリーを求められる方はオパールを使用した一点もののジュエリーなどはいかがでしょうか。。

 

 

リフォームご依頼のK18ピンクゴールドのダイヤモンドリングのデザイン画を描きました。

今日の天気は朝から雨で最高気温も16度といよいよ寒い季節突入な感じの札幌です。

 

先日、指輪のリフォームご依頼をお受けしましたので、ご意向に沿ったデザインを考案、

重ね付け、普段使いできてシンプル、少しオーダーメイドらしさも・・・とのことでした。

 

数点に絞ったものを厚口のトレーシングペーパーに写したところ

地金部分は裏から色鉛筆で塗り込み、表側から影をつけています。K18色はイエローオーカー(黄土色)

を使用しています。

影も表からイエローオーカーで塗ると自然な感じに立体感が出てきます。

一番濃い部分は濃いめのブラウンを、入れ過ぎないようにするのがポイント、

 

ダイヤモンドの色はグレイを使用しています、メーカーによっても少し色味が違うので、

少しブルー系のグレイにするのが良いかと思います。

表から石の部分にグレイを塗り込んでおきます。

 

ポスターカラーのホワイトを使用して、地金部分のハイライト、ダイヤモンドのカットを面相筆で描き完成させます。

光が左上から当たっていると仮定して陰影をつけています。(一定方向からの光を仮定して描くことがポイントですね。)

今回使用する地金はk18ピンクゴールドなので、濃い色の地金部分などに薄くピンクを載せて完成です。

 

基本的に上面図は実寸で描き、透視図は少し拡大して描いています。

 

カラーボードで絵の具で描くのは手間がかかりますが、トレペで色鉛筆で描くこの方法だと比較的短時間で描くことが可能です。

またこの方法だと、トレペを手に乗せデザインを指に当てて見ることができるので、完成のイメージが想像しやすいのかと思います。

 

左下のV字ライン、5個のミル打ちした覆輪留めを少し離し細い線で(厚みはあります)つないだ様なデザイン、

こちらに決めていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンプルなデザインですが、なかなか無いデザインの指輪でオーダーメイドならではですね。

製作写真もアップしていけたらと思います。