K18 PGリングの製作写真 リングの形、石枠作り

札幌市内もすっかり秋の景色で紅葉が綺麗です。

前回の続きになりますが、

K18の地金を溶かして角棒にしてリングの形にまでなりました。

 

今回はV字のラインの指輪なので、中心と曲げる位置が対象になるように印をつけて

ここから丸めていくのですが、硬くけっこう大変な作業でした

地金をなましながら(熱して柔く)を何度も繰り返し丸めていきます。

 

ロウ付け

ヤスリで形を整えたところ。

石枠作りはパイプ線を作るとことから

必要な太さになるまで通していきます。

パイプの開いている所をロウ付けして

石の直径にサイズのドリルで削り、

一つ石枠できた所です。

同じように石枠をあと4個作り、指輪に組み合わせていく作業になります。

 

次回も製作写真になるかと。。

 

バイカラートルマリンキャツアイのk18ネックレスはオリジナルデザイン

366日誕生石の本 というものが手元にありまして、

昨日 10月10日 はトルマリンキャッツアイ となっていました。

少し前に完成していました、オリジナル商品のネックレスになります。

ピンクとグリーンが入ったバイカラーのキャッアイです。

ナチュラルな雰囲気の石なので、葉っぱのモチーフに合わせてみました。

 

キャツアイ、スター、カラーチェンジ効果などが現れる神秘的な魅力のある宝石。

宝石をお探しすることも可能ですのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

10月の誕生石の一つオパールは種類が豊富、一つ一つの石に個性があり同じ物がないのが魅力

10月に入り最高気温も20℃にも上がらない日も増えてきましたが、

太陽が出ている日中は心地よさもあり散歩日和の札幌です。

札幌近郊の紅葉はもう少し先の様ですが、道東、層雲峡などは今が見ごろなのでしょうか?

 

10月の誕生石の一つオパールは多くはオーストラリア産のブラックオパール、ホワイトオパール、ボルダーオパールなど、

メキシコ産のファイアオパールは遊色効果が高く高品質のものが多い様です。

その他にもカンテラオパール、コモンオパールなどあるようです。

 

こちら私物のホワイトオパールのK18の指輪

白地に明るいグリーン、薄ブルー、オレンジなどの虹色の色彩が浮かび上がっています。

リフォームではこちらのようなオパールで比較的大きめの石で高さのある指輪になっているものを

ネックレスや、高さを抑えた指輪にリフォームされる方が多くいらっしゃいます。

 

こちらはメキシカンファイアオパール、オレンジの地色から紫、赤、グリーンなど浮かび上がっています。

 

以前リフォームでお作りしたオパールジュエリー

 

サファイアとダイヤモンドを合わせたデザインにリメイクさせて頂いたネックレス

 

こちらはウォーターオパールのK18ネックレス

 

ボルダーオパール(母岩とオパール層を共にカット)のルースはオンラインショップでも販売しております。

全く同じものはないので左右少し違うのも個性的で素敵なピアスなどになりそうです。

 

エメラルドグリーンの海のようなオパール層

母岩多めですが、濃いブルーとグリーンが滲み出ている感じが素敵な石です。

 

以前、製作しご購入いただいたボルダーオパールのネックレスはこちら

 

個性的で他にないジュエリーを求められる方はオパールを使用した一点もののジュエリーなどはいかがでしょうか。。

 

 

リフォームご依頼のK18ピンクゴールドのダイヤモンドリングのデザイン画を描きました。

今日の天気は朝から雨で最高気温も16度といよいよ寒い季節突入な感じの札幌です。

 

先日、指輪のリフォームご依頼をお受けしましたので、ご意向に沿ったデザインを考案、

重ね付け、普段使いできてシンプル、少しオーダーメイドらしさも・・・とのことでした。

 

数点に絞ったものを厚口のトレーシングペーパーに写したところ

地金部分は裏から色鉛筆で塗り込み、表側から影をつけています。K18色はイエローオーカー(黄土色)

を使用しています。

影も表からイエローオーカーで塗ると自然な感じに立体感が出てきます。

一番濃い部分は濃いめのブラウンを、入れ過ぎないようにするのがポイント、

 

ダイヤモンドの色はグレイを使用しています、メーカーによっても少し色味が違うので、

少しブルー系のグレイにするのが良いかと思います。

表から石の部分にグレイを塗り込んでおきます。

 

ポスターカラーのホワイトを使用して、地金部分のハイライト、ダイヤモンドのカットを面相筆で描き完成させます。

光が左上から当たっていると仮定して陰影をつけています。(一定方向からの光を仮定して描くことがポイントですね。)

今回使用する地金はk18ピンクゴールドなので、濃い色の地金部分などに薄くピンクを載せて完成です。

 

基本的に上面図は実寸で描き、透視図は少し拡大して描いています。

 

カラーボードで絵の具で描くのは手間がかかりますが、トレペで色鉛筆で描くこの方法だと比較的短時間で描くことが可能です。

またこの方法だと、トレペを手に乗せデザインを指に当てて見ることができるので、完成のイメージが想像しやすいのかと思います。

 

左下のV字ライン、5個のミル打ちした覆輪留めを少し離し細い線で(厚みはあります)つないだ様なデザイン、

こちらに決めていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンプルなデザインですが、なかなか無いデザインの指輪でオーダーメイドならではですね。

製作写真もアップしていけたらと思います。

リフォームでお作り直しのプラチナのアメシストリングの完成写真

先日製作過程の写真をアップさせていただきましたアメシストの指輪の完成写真をご紹介させていただきます。

 

お持ちいただいた元の指輪がこちら

デザイン画を数点描かせていただき

ワックス成形、鋳造での製作

プラチナ900で鋳造し、石留め

 

過去のアメシストリングのリフォーム

 

光沢仕上げをして完成いたしました。

ころっんとしたフォルムがカボッションカットのアメシストに合っていますね。

大きさ、高さもありますがシンプルデザインでカジュアルにもお出かけにも使っていただけるかと思います。

N 様 いつもありがとうございますm(_ _)m

 

Pureオリジナルの一点物のアメシストのネックレス

Pt900 アメシスト・アクアマリンのネックレス

プラチナ、K18 で製作のオーダーメイドピアスは長く愛用していただいている一点もの

いくつかのジュエリーのリフォームのご依頼のお客様、10年前くらいにもリフォーム、オーダーメイドでジュエリーを製作させていただいた中に、ピアスも製作させていただいていたのですが、

今回、磨き直しさせていただきました。

左はプラチナとK18のコンビ、右がプラチナのピアス。

 

シンプルですが、ナチュラル感のあるデザインで量産品にはない感じでしょうか。

特にプラチナと18金など、異なる地金を合わせたデザインは量産品では難しいのかと思います。

部分メッキのようなことをすると可能ですが。

(左)プラチナ線2本をねじって縄目線を作り、渦巻きの様に形作り中心にK18を緩やかなドーム型にした板を後ろからロウ付け。

(右)プラチナの甲丸線3本をロウ付け外側の2本を槌目テクスチャー

 

オーダーメイドですので、量産品のような安価な物ではないですが、

長く長く大切に使っていただけるジュエリーとなっている事に作り手として嬉しいかぎりです。

 

N 様 いつもありがとうございますm(_ _)m

K14 スクエアカットのアメトリンと真珠のネックレスは一点物のオリジナル商品

こちら札幌は台風の影響はほぼありませんが、少し薄暗くどんよりした空模様となっています。

台風の進路が明日にかけて関東から東北地方に太平洋側を通る様です、

該当地域の方々には、くれぐれもお気をつけていただけたらと思います。

 

先日のブログで少し触れたのですが、金性を下げたオリジナルの商品をご紹介させていただきます。

ペンダント部分をK14で製作し、チェーンにはK10を使用したネックレスになります。

スクエアカットのアメトリン(アメシストの紫とシトリンの黄色が表れている天然石)と淡水パールのホワイト、グレーを

K14の直線のバーに添わせたデザインです。

下の写真 K18で製作販売中のアコヤ真珠のホワイト、グレーのみのネックレスをアレンジしてたデザインになっています。

アメトリンを入れたネックレスがこちら

真珠のみのデザインよりも華やかな印象になりました。

K14,K10 はK18に比べて白っぽい黄色になりますが、横に置いて比べて見ないと違いは分からないかもしれません。

ただ、やはりK18比べると変色しやすいのかと思いますので、着けっぱなしにせずにプチ袋などに入れて保管するのが良いかと

思います。

オンラインショップにサイズ、重さ、価格など公開していますので、ご興味のある方はぜひご覧いただけたらと思います。

ベニトアイトというルース、プラチナのシンプルデザインのピンキーリングに

先日タンザナイトのブレスレットを製作させて頂いたお客様の、

もう一つのご依頼が

ベニトアイト というスクエアカットのルースをお持ちで、

ピンキーリングにされたいとのことでした。

 

ベニトアイト、という石、恥ずかしながら初めて知り、

調べてみました。

世界でもアメリカのサン・ベニト という所でしか産出されない希少石!だそうです。

青紫の色調が鮮やか現れ、ブルーとある角度では無色の2色性で人気の高い宝石だそうですが、

産出地が世界で1ヶ所しかない上、産出量も大変少なく、市場ではなかなか見つけにくい宝石、とのことでした!

結晶が小さいので高品質な大粒石は稀だそうで、一般的には、0.5ct以下のルースになるようです、

 

地金はプラチナで、地金の中に埋め込んだフラットなデザインをご希望でした。

お持ちのルースがこちら

完成写真です。

こちら製作途中の写真ですが、リングに成形した後に、石がぴったり真っ直ぐに沈むようにノコ、やすりなどで

穴を開けていくのですが、

四つ角をを正確にしないといけないので、時間の掛かる作業となります。

ブルーの石はプラチナ色が良く合いますね。

これからの季節にぴったりの涼しげなリングになりました。

 

Fさま、この度もありがとうございましたm(_ _)m

 

*お知らせです*

7月12(金)13(土)14(日)に東京ビックサイトで開催されるTOKYO JEWELRY FES 2024 に出展させていただきます。

ブース番号22ー11 事前登録で入場料が無料です、ぜひご登録の上ご来場くださいませ。

 

 

シルバーに少しだけK18、パライバトルマリン、ピンクサファイアのお揃いリング

ここ札幌、歩道に残っていた雪も僅かに、

春らしい日差しになってきました。

まだまだ最低気温はマイナスのこともあり寒いですが。。

 

昨年ご来店いただき、オーダーメイドリングでシルバーとK18YGのパライバトルマリンを入れたリングを製作させて頂いたのですが、先日シルバーとK18PGでピンクサファイアを入れたお揃いのデザインの指輪を製作させて頂きお渡しいたしました。

昨年お渡ししました、パライバトルマリンを入れた指輪がこちら

SV/K18YG/paraiba/tourmarine/ring
シルバーと18金にパライバトルマリンリング

緩やかなシルバーの甲丸リングにK18イエローゴールドを挟み、そこにパライバを留めたシンプルなデザインです。

そして先日お渡ししたリングがこちら

pink/ sapphire/ring

18金はピンクゴールドに、石もピンクなので、YGと比べるとよりピンクゴールドに見えますね。

若干ですが石はがこちらの方が大きいのでリング幅は広くなっています。

シルバーだけだと大人しい印象になるかと思いますが、18金がほんの少し入ることでポイントが明るくなりお洒落なデザインになりますね。

お母さまとお揃いだそうです。

お母様想いのお優しい可愛らしいお客さまのご依頼でした。

 

Tさま この度はありがとうございました。

 

お持ちの18金ジュエリーを新たなデザインでガーネットのピンキーリングにリフォーム

またまたお久しぶりの投稿になってしまいました。

製作に集中してしまうとついついブログ等は後回しになってしまいます。。

 

先日完成し、お渡ししたピンキーリングの製作前の

お持ちいただいた18金ジュエリーがこちら

こちらのベビーリングネックレスに入っていますガーネットを使用して、新たなデザインのピンキーリングを製作させて頂きました。

 

リフォームリング

 

数点描かせて頂いたデザインから選んで頂き、製作を開始しました。

シンプルですが、少し非対称なデザインになります。

 

完成したリングがこちら。

少しひねれた感じで山型に削ったフォルム。

写真では分かりにくいかも知れませんが、山型を境に光沢とつや消しに表面仕上げを変えています。

オーダーメイドならではのデザインでしょうか。

 

D 様 この度はありがとうございましたm(_ _)m