リフォームでお作り直しの真珠のネックレスデザインは捻り梅。。

少し前に制作写真をアップさせていただいた真珠のネックレスの完成写真をご紹介いたします。

梅の花びらに真珠が囲まれたデザインです。

プラチナのチェーンはスクリュー、ペンダントに使うものとしては小判や小豆など多いかと思いますが、今回のデザインの場合は柔らかい印象の物が合うのでは、とご提案させて頂きました。

バチカン部分は、枝の感じにするか、シンプルでいくかをご検討頂き、シンプルな方が梅が映えるのでは、ということでシンプルに、ただ1本の甲丸線の感じでは既製品を付けた感じになってしまうので2本の細い甲丸線の感じに片側マット仕上げにしました。

裏側も梅の感じが出てかわいいです。

バチカン下の丸カンは小さく目立たない方が良いので後ろ側の幅は狭く

古くからのデザインですが、優しい雰囲気でいつの時代でも受け入れられる素敵なデザインですね。

S 様 この度もありがとうございました。ダイヤのネックレスと合わせても良い感じでしたね、どうぞたくさん楽しんで下さいませ。

プラチナの真珠の指輪をペンダントへ、制作写真。

譲り受けられたプラチナの真珠の指輪、

8.5㍉珠のとても綺麗な真珠です。おそらくアコヤ真珠ですね。

こちらをペンダントにリフォームご希望でご来店下さいました。

 

捻り梅、梅花に切り込みw入れて花びらを立体的に見せた形、

和菓子や、和食で人参などで見かける細工かと思いますが、

このデザインは日本のアンティークのジュエリーにも取り入れられていて、

真珠や、ダイヤモンドなどの石をこの形で囲むようなデザインです。

この捻り梅の感じでネックレスに!というご希望で制作に入っておりました。

 

お預かりのプラチナ地金を溶かし鍛造(叩いて、延ばして)で制作しました。

 

溶かした地金を必要な厚さまでローラーで延ばし、丸い形に切り出す作業から。

真珠が収まるように丸く丸く打ち出す作業を繰り返し・・

ここまで丸く打ち出しました。

切り込みを入れる位置を検討・・

切込みを入れた状態がこちら。

更に丸まった感じになるように切り込みを入れた花弁の方を倒し

花びらっぽくすじを入れて中心に穴を開けました、これはプラチナ芯を立てる為です。

この後、バチカンを付けて、真珠を入れて更に地金を倒し・・

 

完成しました。

お渡し後、完成写真をアップさせていただきます!