ベニトアイトというルース、プラチナのシンプルデザインのピンキーリングに

先日タンザナイトのブレスレットを製作させて頂いたお客様の、

もう一つのご依頼が

ベニトアイト というスクエアカットのルースをお持ちで、

ピンキーリングにされたいとのことでした。

 

ベニトアイト、という石、恥ずかしながら初めて知り、

調べてみました。

世界でもアメリカのサン・ベニト という所でしか産出されない希少石!だそうです。

青紫の色調が鮮やか現れ、ブルーとある角度では無色の2色性で人気の高い宝石だそうですが、

産出地が世界で1ヶ所しかない上、産出量も大変少なく、市場ではなかなか見つけにくい宝石、とのことでした!

結晶が小さいので高品質な大粒石は稀だそうで、一般的には、0.5ct以下のルースになるようです、

 

地金はプラチナで、地金の中に埋め込んだフラットなデザインをご希望でした。

お持ちのルースがこちら

完成写真です。

こちら製作途中の写真ですが、リングに成形した後に、石がぴったり真っ直ぐに沈むようにノコ、やすりなどで

穴を開けていくのですが、

四つ角をを正確にしないといけないので、時間の掛かる作業となります。

ブルーの石はプラチナ色が良く合いますね。

これからの季節にぴったりの涼しげなリングになりました。

 

Fさま、この度もありがとうございましたm(_ _)m

 

*お知らせです*

7月12(金)13(土)14(日)に東京ビックサイトで開催されるTOKYO JEWELRY FES 2024 に出展させていただきます。

ブース番号22ー11 事前登録で入場料が無料です、ぜひご登録の上ご来場くださいませ。

 

 

タンザナイトとモアサナイトのプラチナブレスレットのオーダーメイド製作写真と完成写真。

今日で5月も最後となりましたね。

ここ札幌はライラックの花も咲き終わり、少しずつ気温が上がり、

6月はヨサコイソーラン祭り、北海道神宮祭が行われ賑やかになってくる季節でもあります。

 

さて、本日はオーダーメイドご依頼の製作写真と完成写真をご紹介させていただきます。

先日ご来店いただいたお客様、お持ちのルース(裸石)と譲り受けられたプラチナジュエリーを使用した

ブレスレット製作のご依頼でした。

お持ち頂いた物がこちらです。

右のクッションカットのタンザナイトとラウンドのモアサナイトを下のプラチナ切子のネックレスの一部を使い

ブレスレットに。

石枠は伏せ込み枠がご希望でしたので、まずは石がすき間なくぴったり入る様に

外枠の中にぴったり入る石の支えとなる内側の枠を作り、合わせてロウ付け

ご希望が石枠にすき間を入れるタイプなので、上の石枠を切り離します。

上と下をつなげる柱をロウ付けし、石枠の完成です。

切子チェーンの3×3と石枠の柱を丸カンで繋いで、石留めになります。

完成写真がこちらです。

石に厚みがありましたので、すき間のある石枠にして良かったと思います。

光も入りますし、軽やかに見えますね。

若干ですが、2個の石枠に角度どつけてロウ付けしています。

プラチナの切子のカットの光の反射がシンプルな石枠のみのデザインのブレスレットにぴったり合っていますね。

とても上品でシンプルモダン、洗練されたブレスレットをお渡しできたかと思います。

 

F さま この度はご依頼いただきまして誠にありがとうございましたm(_ _)m

 

*次回はベニトアイトのピンキーリングをご紹介いたします。

 

 

☆ 7月12日(金)13日(土)14日(日)に東京ビックサイトで開催されるTOKYO JEWELRY FES に出展いたします。

ブース番号22ー11 です。入場には事前登録が必要です!

こちらからご登録の上、ぜひお越しくださいませ!

https://entry.reedexpo.co.jp/expo/TJF/?lg=jp&tp=inv_qr&ec=TJF

 

フルオーダーメイドのご結婚指輪はお二人だけのオリジナルリング

新年もあっという間に10日です。

遅ればせながら今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

元旦から悲しく辛い環境に置かれているたくさんの方々に、

1日でも早く平穏な日常が訪れることを切に願います。

 

 

新年の最初のご紹介は12月クリスマスの頃にお渡しさせて頂きましたご結婚指輪です。

プラチナのフルオーダーメイドのマリッジリングを製作させて頂きました。

 

ご希望は緩やかな甲丸リングにクマのお顔を入れるデザインでした。

 

完成写真です。

熊さんのお顔はレーザー彫りで

奥さまのリングのサイドにはダイヤモンドを1粒

お二つのリングのサイズの差があったので、リング幅はレディーズが3.3㍉、メンズが3.5㍉

クマの彫りもリングに合わせました。

可愛らしい奥さまにぴったりのクマさんのご結婚指輪、クリスマスに間に合いほっといたしました。

 

N さま この度はありがとうございました。どうぞ末長くお幸せに♡

 

 

 

シンプル細身のペアシェイプのサファイアの指輪へリフォーム

久しぶりの更新になってしまい、

12月に入ってしまいました。

ここ札幌は雪はほとんど積もってはいませんが、とても寒いです。

 

少し前にご紹介したサファイアとオパールのネックレスを

一つはデザインを変えてオパールのネックレスに。

一つは今回の指輪にさせて頂きました。

 

こちらが元のネックレス。

指輪は人差し指用でシンプルなデザインに。

石枠は覆輪留めメレーダイヤモンドは彫り留め

サファイアはリングの上に乗せた感じのデザインに。

シンプルな作りですが、石枠をリングにぴったり合わせる作業などは時間がかかります。

細身なのリングの重ね付けもできそうですね。

 

H 様 この度もありがとうございましたm(_ _)m

 

譲り受けられた18金のジュエリーをシンプルな縄目デザインのリングへリフォーム

今日の札幌は気温高めの秋晴れの気持ちの良い1日でしたが、

雪虫が大量発生している様ですね、

そろそろ雪の季節の始まりですね。。

 

さて、少し前にお渡しさせていただいた18金の指輪は、

譲り受けられた2本の指輪の18金を材料に

普段使いできるシンプルな縄目のリングにリフォームさせて頂きました。

 

お持ちいただいた指輪がこちら、

オニキスリングに入っているメレーダイヤも新たなリングへ、

ハートのプラチナ部分は買取させて頂きました。

 

緩やかな甲丸リングを製作し、均等にノコで切れ目を入れて、ヤスリで削り成形していきます。

切れ目の所は細かなヤスリ、紙やすり、キサゲなどで傷とりし、、

完成したリングがこちらです。

こちらのお客様、10年ほど前にご婚約指輪、結婚指輪を製作させていただいたき、折にふれてお声をかけて頂き、

今回も製作させていただきました。

可愛いお二人のお嬢さまも今回はご一緒にいらして、10年の年月を感じるとともに、

声をかけて頂ける事にとても有り難く感じています。

 

T 様 この度もありがとうございましたm(_ _)m

オーダーメイドのイエローサファイアの18金ネックレスはメレーダイヤモンドが揺れる可愛らしいデザインに。

8月も明日で終了ですが、今日の最高気温も28度くらい?暑い日が続いています。

9月に入ると心地よく過ごしやすい気温になってくるでしょうか・・

 

8月がお誕生日のお客様、

黄色の石を使った18金オーダーメイドネックレスををご希望ということで、

幾つかの天然石をご提案させて頂き、

 

オーバルカット(楕円)のイエローサファイアを使用したデザインに決めて頂きました。

 

今回はデザイン画のご提案ではなく中心のサファイアの位置とメレーダイヤの配置をその場で決めて頂き、

進めさせていただいておりました。

 

完成写真です。

石は全て覆輪(伏せ込み枠)で、ダイヤモンドを丸カンで繋いでぶら下がるデザインに。

イエローサファイアは肌に馴染む色でお洋服もさほど選ばず使って頂けますね。

サファイアは 7×5 ㍉ほどの小さめのもので、さり気なく使っていただけるデザインですね。

お若い可愛らしいお客様にとてもお似合いでした。

 

R 様 この度はありがとうございましたm(_ _)m

 

 

ダイヤモンドの指輪をネックレスに、シンプルでもオーダーメイドらしい彫金を施したデザインにリフォーム。

ゴールデンウィークも後半の今日は子供の日ですね、

こちら札幌も暖かく気持ちの良い日で

ピクニック日和でしょうか。

 

先日いくつかのジュエリーをリフォームさせていただきました。

お持ち頂いたものがこちら、

譲り受けられたジュエリーとのことで、

K18のネックレス、ブレスレット、珊瑚、真珠、ダイヤモンド、

それぞれ、ご希望の感じを伺いデザインとお見積もりを起こさせていただきました。

デザイン画がこちら、

サンゴとダイヤモンドはネックレスに、真珠はブローチに。

今回ご紹介させていただくのはダイヤモンド0.4ctのネックレス、

元はホワイトゴールドのリングでしたが、今回は18金で

デザイン画の左から2番目のデザインに決めていただきました。

 

石枠は伏せ込み枠で、2本の細い角棒で挟み込んだデザイン。角棒の1本に彫金を、

石枠を作り、2本の角棒を用意し、ロウ付けするのですが、

ロウ付けした後に彫金するのは石枠が邪魔して端が彫れないので、

先に彫金をしました。

こちらをロウ付けして、チェーンをつなげる丸カンをロウ付けし

石留め、完成と。

完成写真です。

三角に彫るのは当店オリジナルで商品に多く取り入れているデザインです。

この彫りを2本共に入れると少しうるさい感じ、2本とも入れないのはオリジナリティがない?

1本でほんの少し個性が出たデザインかと思います。

たくさん使って頂けるデザインのネックレスになったのかな、と思います。

次回は珊瑚、真珠のリフォームをご紹介させていただきます。

 

 

H 様 この度はありがとうございましたm(_ _)m

 

オパールのルースを期間限定で販売しています。

ボルダーオパール、ブラックオパールのルースを販売しております。

比較的手頃な小さめのブラック、様々な表情のボルダーオパールがございます。

 

青紫が珍しいです。

モネの様な。

こちらもモネ ぽい?

オパールのルースの期間限定販売

ブラウンから滲み出ているパステルカラー

七宝の様にも見えます。

写真、難しいです。実際はもっと綺麗です。

 

12月中旬までの期間限定です。

実際にご覧になりたい方はご予約いただきご来店ください。

お気軽に!

 

 

トルマリンキャッアイにブラックダイヤモンドのメレーを添わせた一点ものK18ネックレス

先日製作写真をご紹介しましたトルマリンキャッツアイのネックレスの完成写真です。

トルマリンキャッツアイにブラックダイヤモンドのメレを添わせたネックレス
トルマリンキャッアイブラックダイヤメレネックレス

シンプルなデザインですが、ブラックのメレーを天地左右に添わせた大人っぽいデザインかと思います。

 

 

トルマリンキャッアイにブラックダイヤモンドを絵添えたk18ネックレス
トルマリンキャッアイネックレス

写真は難しいですね、キャッアイはハッキリ現れているのですが・・

Instagramにリールを投稿していますので、こちらだと実際の感じがよく分かって頂けるかと思います。

上の2枚は一眼レフで撮影したもので、下がiPhone撮影です。

意外とiPhoneの方が良いのでしょうか??

 

オンラインショップにも掲載しましたので、ぜひご覧いただければと思います。

 

エメラルドのルースを取り寄せて。

今回はオーダーメイドのピアスをご検討のお客様のご依頼で

エメラルドのルース(裸石)を幾つか貸出して頂きました。

ラウンド、ペアシェイプ、エメラルドカット、小振のピアス用なので3〜4.0ミリの小さい石です。

 

エメラルドについて少し調べてみました。

多くの人がこの石の存在を知っているように、世界三大貴石の一つです。

ルビー(硬度9)、サファイア(硬度9)、エメラルド(硬度7.5〜8)をそう呼び、

宝石の王様ダイヤモンド(硬度10)を加え四大貴石と呼ばれることもある様です。

 

ダイヤモンド、ルビー、サファイアなどもインクルージョン(内包物)カーボン、小さなヒビなど見えるルースも存在しますが、エメラルドの場合はそれが顕著なものが多く、あまりにも何もない綺麗なルースは合成石では?と疑うことも必要な石かと思います。

実際に今回貸出して頂いた宝石業者の方のお話で

天然エメラルドと称して合成エメラルドを出荷する工場もあります
合成石のサンプル提出が無いため特性を把握できず鑑別機関で看破できない状況
が続いています
キズ無し・インクルージョン無しの美品が連続供給できる商社には要注意と思い
ます

とのことでした。

 

他の貴石とは異なり、内包物がない物を探す事よりも天然エメラルドの個性と捉えるのが良いようで、

ある資料には、インクルージョンがある事によって光は石に入射した時に屈折する、

それが冷たい印象の緑色に暖かみを与える原因となっている。 と書かれています。

 

次回は描かせて頂いたピアスのデザイン画をご紹介できるかと思います。