譲り受けられたプラチナのダイヤモンドのタイタックをネックレスへリフォーム。。

お父様から受け継がれたプラチナダイヤモンドのタイタックと、お持ちのメレーダイヤが入ったクロスのペンダント。

この二つを一緒に、お父様のダイヤを中心に引き立つようなデザインでリフォームをご検討。という事でご来店いただきました。

お話を伺い、デザインのお好みの傾向、お客様の雰囲気などを考慮いたしまして、デザインを数点描かせていただきました。

今回のデザインは小さなパーツをたくさん製作して、組み立てていくようなデザインで。。

やはり四角、シンメトリーは難しいです。。

 

完成したペンダントがこちらです。

中心のダイヤモンド0.2ctと上部2個はフクリン留めのミルを施し

外形は少ししのらせたデザインで直線よりも優しい雰囲気に。

全体の大きさは1cmほどありますが、透かしのデザインで軽やかなイメージ。

メレダイヤを取り巻きのデザインはとてもゴージャスに見えますが中心のダイヤを引き立たせるデザインではないので、今回透かしにしてメレーダイヤの配置を点在させたことは良かった。。と思っています。

こちら、少し暮れかかった太陽光で。。

アンティーク調の一点もののペンダントとなりました。

 

M様 華やかですが上品で目を引くペンダントになったかと思います。この度はありがとうございました。

 

JEWELRY Pure

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ガーネットのベビーリングと月桂樹の彫金ピアスの制作写真

ジュエリーピュア譲り受けられたプラチナの指輪を材料に、

ガーネットを入れたベビーリングと、月桂樹の彫金を施したフープピアスを制作させて頂きました。

それぞれの制作写真をアップさせて頂きます。

譲り受けられた指輪がこちらです。

ガーネットのベビーリングの制作、石枠作りから

石の直径は4㍉です、ダイヤモンドだと0.25カラットUPほどです。

一般的な立爪リングの作り方と同じように扇型に地金取りをしてそれを巻いて・・

リング部分と合うようにすり合わせし、ろう付け。

6本の爪を成型していき、広げて石を落とし・・・

更に爪を細く成型して石のガードル部分(石の直径部分)に当たる6本の爪の内側に三角の溝をいれて・・・石留め、最終磨きをして完成です。

 

こちらはフープピアス制作写真です。

円の直径が8㍉ほどの小ぶりのピアスです。幅は4.5㍉ほどです。

成型後、月桂樹の彫金を入れるにあたり砂荒らしという細かな石の粒(金剛砂)を吹き付けてマットに仕上げておきます。

当工房は小さな工房ですので昔ながらの方法でバケツに金剛砂と水を入れて、ジョウロに金剛砂と水を両方すくい取り高い位置から荒らしたい部分めがけて落としていく作業です!

 

毛彫タガネで均等な細い線を入れていく作業から。

片切りタガネで幅を少しずつ出して曲線を彫ります。

ピアスですので、2個同じ彫りになるよう進めていき、

最終磨きを終えて完成、お渡しいたしました。

 

次回完成写真アップいたします。